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LONDON NITE SUMMER JAMBOREE AT LOFT 2003
REPORTED BY KENSHO ONUKI

 恒例となった新宿ロフトでのロンナイの夏祭りとでも言うべきイベント、『SUMMER JAMBOREE』が今年も多くのファンを集めてにぎやか&なごやかに行われた。8月9日の土曜の新宿の夜は、御盆も近いせいか、心無しか人出が少ない感じ。リキッドルームのすぐ近くのビルのB2がロフトだがちなみにB1はキャバクラである。

 今回も例年同様、前売りの延び足が良くない。この何年か、夏場はかなり客足が悪い。みんな、里帰りや休みを利用して東京から脱出する傾向が年々強くなるようだ。特に、この2〜3年はフジ・ロックなどの野外ロック・フェスの動員が急上昇で、かつてはこの休みを利用して、東京見物をかねてLONDON NITEに寄ろう、みたいな地方からのお客さんでいっぱいになったものだが、最近はそういうことがなくなった。一部イベントを除いてロック系のクラブ・パーティーはどこも集客に苦労しているようだ。

 そんな状況の中、しかし、いざフタを開けてみると予想外に多くのお客さんが来てくれていた。冬のクリスマス・イベントには較べようもないが、今回も300人以上のお客でにぎわった。これも、うちのスタッフや出演Nバンド/DJのおかげだと感謝している。もちろん、来てくれたお客さんには一番感謝してま〜す。レギュラーのワイヤーでのロンナイでは見かけない顔が多かったのは、バンドのファンによるのか、それとも今回のイベントだけに来てくれたファンなのか、それは分からないが、みんな元気だったのが嬉しい。大体、バンド付きのイベントはバンド目当てのお客さんが多く、DJタイムはお休みタイムというのが、最近の相場だが、うちは違う。ロンナイはDJの時もお客さんたちのノリが良く、こちらが煽られる。最初は静かにDJプレイを眺めてるのだが、じきに少しづつ身体を揺らし出し、気が付くとみんながそれぞれに踊ってる。イイんじゃない?

 SATURNSは噂通り、ナチのヘルメットをかぶり、ひたすらに黙々とノイジーなガレージ音をかき鳴らす。トリオだが、ベースのスミちゃんは背も大きく見た目もカックEEEE!そしていきなり、そのスミちゃんが客に向かって何か言い出し、しまいにはクツをほおり投げ、ヒステリック状態になり、叫びまくってチョン!すごいパフォーマンスだ。後で楽屋で聞いたら、今日はまだ大人しい方だったらしい。しかも、ベースほとんど弾いてなかっただとさ。アンタはシドかよ!?でも、とにかくインパクトはかなりのモノだ。普段の彼女からは想像もつかないよ。女は恐いね。

 DJもその頃には大分あたたまりイイ感じでヒカルも楽しそうだったし、ゲストのDADDY-O-NOVからは、後で、「こういうイベントで客が踊るのってロンナイくらいじゃないですか、スゴいことですよね」なーんてお礼(?)をいわれてしまった。もちろん、オレさまも気合い入れてDJしました。歌え、踊れパヤパヤだもんネ。

 そして夏と言えばコレしかないざんしょ?のエレキ・サーフ・サウンドの王者THE SURFCOASTERSの登場でさらにヒート・アップ。とにかくまずはウマいね。中クンのギター・テクとバンドのアンサンブル、つーか、絶妙。さすが、小西くんやこの道の先駆者Dr.Kこと徳武くんたちが認めるだけのことは十分あるよ。だって、日本のバンドをまず、ホメたことのないあのカッチンが「いや〜、あのギターの人、マジでヤバいっすね」だもの。オマエに言われたくないよ、ってとこだけど、でもカッチンは本当にギターにだけは一言もふた言もあるから。テクニックだけじゃなくて、ギターをどう使いこなしているかとか、種類とか、年代とかいろいろウルサいのよ。お客さんたちもメタルじゃなけど、エレキの超絶テクにかなり驚いて、歓声があがってました。やっぱ、エレキはいいのう。

 さらにパーティーはGO GO GOES ON!TAGO!は50'Sモードなロカビリー&ポップスでフロアを揺らし、終盤だったにもかかわらず、HIGO-VICIOUSは相変わらずの洋邦新旧何でもありのいつものスタイル。パーティーに決まりなんてないんだよ。みんんが思い思いに楽しめれば、それでOK。で、噂の、というか幻のバンド、ソトル・ソチャーズには来たお客、DJ、関係者のほぼ全員が呆れた、いや、度胆を抜かれた。いきなりのソトル氏のロケンロー全開のトークで目を白黒させてる間もなく、バンドはギターにエノッキー、キーボードのマボくん、ベースに元ストライクスのイカリくんなどなど、新旧の日本のガレージ・シーンをになって来た、これから担おうというメンバーたち。ソトル殿下も、元をただせばデキシード・ザ・エモンだし。それがシャネルズみたいに顔を黒く塗ってソトルに変身。とたんにロケンロー・レビュー・ショウの始まりだ。次から次にロケンローの名曲たちが飛び出すパフォーマンスにはみな一同口をアングリ。そして拍手喝采の嵐。夏の夜明けは早い。5時にはすっかりあたりは明るい。そんな中、興奮と熱狂のロケンロー・タイムは今年も無事、みんなの笑顔とともに、終了したのだ。来てくれたあなた、トクしたね!こんなの滅多に見られないからね。LONDON NITEだからこその企画だし、メンツだから。自画自賛してしまうよ。

 で、オレさまだけがウハウハではない証拠として出演してくれたみんなからコメントをもらったので、それを最後に載せておこう。写真は、スンマセン!うちのパソコンがおかしくなって、アップできなくなっちゃいました。ホントにゴメン!これからはバックアップちゃんとしておきます。イトーちゃんそういうわけで写真ないのよ、スンマセン!では、コメントを。

● DADDY-O-NOV〜大貫さん、アーンド、ロンドン・ナイトの皆さん、サマー・スペシャル、ゲストに呼んでいただきありがとうございました。僕は夏なのでLate50's~Early60'SのFRAT,R&R,HOTROD,SURFIN'を回させてもらったんだけど、ロンナイではあまりなじみの無い曲にもかかわらず、皆踊ってくれて嬉しかったです。大貫さん、いいお客さん育ててるなーと感心します。知ってる曲じゃないと踊らない人多いもんね。ライブのサイコーでした、また呼んで下さい。ロックンロール・アンド・ロンナイ ヒア トゥー スティ エビバディロック!

● SATURNS〜SATURNS ONLY

●THE SURF COASTERS〜暑い日に熱苦しいロックンロールを浴びることができる空間。それがロンドンナイトなんだね。最高に楽しかったです、ありがとう!

● TAGO!〜レコード百万回聞いても、実際、生で一回見なき本当の良さって分からないのかも・・・ってソトルソチャード見て、思いました。そんなバンドをもっと見てみたい。ロックンロール好きで良かったぁ!

● HIGO-VICIOUS〜あの空間でDJ出来て感激でした。皆ラストまで鬼フィーバーだし、ロンナイの楽しさを改めて実感した夜でした!

● BxHヒカル〜大貫さんはエレキがやっぱり大好きなんだなーと思った自分はランシドが大好きなのでランシドだけスピンした。

● Dr.IHARA〜正直ヤッタぜ!ユーモアのセンスが無けりゃロックンローラーとは言えない。その意味じゃサマー・ジャンボリーのメンツは超ロックなヤツラだった!イイ酒飲ませてもらったヨ。(終わった後でネ)

● 稲葉達哉〜冬(Xmas SP)とはまた違ったアットホームな感じがイイね。毎回いろんな人たちとの出会いが楽しみだけど、それにしてもソトルには笑った!That's Entertainment!!

● Katchin'〜ミニマムな世界だったけど、そこにしかないロックンロールがあった。てゆーか、それしかなかった。それでイイんだけど。

YOSSY〜夏の風物詩となってきたL.N.S.J。今回はレギュラーメンバー全員集合ということで楽しみにしていましたが、なぜでしょう?後半覚えてません。

● U-ICHI〜今回はDJと激レアなバンドがうまく噛み合いお客さんも喜んでくれたと思います。とか言っても。世間一般的にロンナイDJも激レア!?

歌舞伎町奥に鎮座する新宿ロフト外観。

ヘルメットがきまってますな−。カックEEEE!

夏だ、エレキだ、THE SURF COASTERSだ!!チョベリグ(死語?)

数少ないDJ写真。NOV&SHOJIと大柴。