DJ'S PROFILE


KENSHO'S TALK 6/22/04〜大貫憲章/KENSHO ONUKI

 みなさん、このジメジメしたかと思うとカーッと真夏モードになっちまう今日この頃ですが、お達者ですか?今回は久々の「トーク」になりますが、案外BBSなんかでポロポロ書き込んでるので、自分としてはそんなに間があいた印象がないっすね。

 今回は、実は雑誌のワープの今月6月末売りのコラム(知ってますよね?「MAD CAP LAUGHS」を)と同じような内容になりますが、どうしてもみんなに紹介しておきたい本があるのでここで取りあげます。まずは、自分的には今まで出た似たようなものの中では一、二を争う素晴らしさだと確信している写真集。そう、THE CLASHの日本人フォトグラファーによる写真ドキュメントと言ってもいい、素晴らしい作品『THE CLASH 1982 JAPAN』(中央公論新社)。オーガスタス・パブロ(今は亡き最高のレゲエ・ピアニカ奏者)なんかを始め幾多の素晴らしいロッキンな写真を撮り続けた菊池昇(SHO KIKUCHI)さんが、82年にクラッシュが来日した際に密着取材した時のいわばドキュメントな写真集で、何が素晴らしいって、彼らのオン・ステージからオフ・ショットまで、全てが収められているんです!

 菊地さん独特のモノクロームのフレームからはクラッシュの人間的な魅力が溢れ出さんばかりの凄みさえ実感させられる。ファンとふれあう彼ら、楽屋でのくつろいだスナップ、ホコ天での観光客みたいな彼らの表情・・・などどれもが生き生きとぼくらの胸に迫って来るものばかり。これで¥3000は安い。是非一度本屋で現物を確認して欲しい1冊です。

 続いては2冊のディスク・ガイド本を。ラジオやBBSでの問い合わせの圧倒的に多い、ガレージ・パンクとパワー・ポップのガイド本です。まずは番組にゲストで来てくれたこともある日本のガレージ・シーンのプロフェッサーとも言うべき男、関口弘くんの監修&解説によるズバリのタイトル本『GARAGEPUNK』。50ユs 〜ユ70ユsを中心としながら今日のネオ・ガレージものまでを500枚以上紹介した本格的なガイド本で、彼以外にもキング・ジョーやジミー益子(敬称略)などのライター陣のメンツもサスガじゃ!コンピで噂の「nuggets」シリーズや「pebbles」シリーズなんかも漏らさず解説されてます。ロカ/サイコ〜パンク/ビートものまで幅広くマストが写真入りで網羅されてて見てるだけで楽しいね。

 もう1冊も同じようにいわゆるパワー・ポップを主に70年代からのセレクトをメインにやはり500枚以上のレコードを写真入りで紹介している。もちろん、「LONDON NITE」でもマストなお馴染みのナンバーやバンドがテンコ盛り。何がパワムポップなのか、という素朴な疑問もこれ1冊で解消!どちらにしてもソッコーで本屋にい行こう。そして、何も知らないアホな店員に「ロケンローのバイブルみたいな本、ないなら早く取り寄せてくれ〜〜〜」と頼もう。いずれもシンコー・ミュージックから「DISC GUIDE SERIES」として¥1800で発売中。ほかにもこのシリーズには「ネオアコ」「ソフト・ロック」「ルーツ・ロック・レゲエ」「UKニューウェーブ」「UKプログレッシブ」・・・など10数冊がこれまでに刊行されてます。

 てか、早いとこ、オレもガイド本作らないとね。ゴッシーはダメなんで、他でやろうと思ってます。必ず出すからじっと我慢の子、で待ってて下さいネ!

 そうそう、もうじきサイトにアップされると思うけど、7月30日(フジ・ロック初日だぜ!クラブ泣かせの季節の到来)のクラブ・ワイヤーのレギュラーロンナイでゲスト多数呼んでDJ祭りやります。料金は普段通り、前売りとかもなし。普通に遊びに来て驚いて下さい。ちなみに今年の「SUMMERE JAMBOREE 04 @LOFT SHINJUKU」は9月4日(土)オールです。これも詳細は近く発表します。RSRFにも行きます。ZOOT16と一緒に。夏休みに野外フェスで浮かれてないで、ワイヤーのロンナイでマジ、本当のロックで踊るっつー楽しさを満喫してほしいね。フェスはフェスで良さは分かるけど、なんか日本のは海外で自分が多く体験したのと感覚も運営もバンドも微妙に違うんだよなー。時代のせい?だけじゃねーだろ?

大貫憲章/KENSHO ONUKI 22 JULY '04